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失敗談・体験談

講師になってからもお揃いの色無地と帯を買わされる

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雑貨や化粧品などもノルマを課され、売れないと自分の負担に

※この体験談は下記の記事の続きです。

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講師認定を取るまでに5年。相当な学費を払い、着物も買わされた

技術としては中途半端な感じがしたので、結局、何だかんだ高額な費用を払いつつ1番上級のコースに辿りつき、講師認定を取得しました。

講師認定をとると、「講師にならないか?」と言われ、空いてる時間だけで良いというので、本業の仕事をしつつ、休みの日だけ副業をすることにしました。

5年を費やし、相当な費用を払い、途中には着物を買わされました。

講師にはノルマが課され、売れない分は自分で負担することに

「技術ももったいないし、払った費用を少しでも働いて取り戻せたら」という思いで、講師を始めましたが、受け持つ生徒の人数分のノルマ(小物や雑貨、化粧品など)があり、販売しないと、自分の負担となる仕組みでした。

講師になってからも、お揃いの色無地と帯を買わされる

生徒が何人いても時給制なので、たいした給料ではなく、その上「次の認定式では、講師はお揃いの色無地と帯で参加」と言われ、また着物を買う羽目になりました。

この着付け教室では、生徒からだけではなく、講師からも絞り取れるだけ絞りとるという仕組みだと分かりました。

お金持ちでなければ講師を続けられない仕組み

もちろん展示会ではノルマがあります。

要するにお金に相当な余裕がない限り、続けられない仕組みです。

校長など肩書きのある講師は、お金持ちのみ。新人講師は、お金が続く限りで、次々と辞めていきます。

そして、また次の上級生徒に声をかけて新人講師に…という循環で成り立っている教室でした。

ノルマと年間登録料を支払わなければならず、講師を辞める

そこの学院のテキストを使い、自宅で個人教室を開くことも可能でしたが、やはり生徒分のノルマはあり、年間登録料という毎年支払わないと教室を名乗れないため、いずれにしても、講師は続けられないと思い辞めました。

ここまで酷いかどうかはともかく、悲しいことに、今までいろいろな着物教室の先生に会い話を実際に聞いてきましたが、全国的に似たり寄ったりの制度で教室をしているところが多く、せっかく認定をとったにもかかわらず、それを活かせないでいる方が山ほどいるというのが現状でした。

着物は好きでも、着物業界への不信感は半端なく、せっかく習ってきたことをやめてしまった時期もありました。

※この話には続きがあります。着付け講師を辞めてからの体験談は下記の記事にてご紹介しております。

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