何にいくらかかるのか?ホームページで公開することが必要
次から次へと必要な料金を徴収されたり、後から法外な料金を請求されたりするトラブルを避けるためには、何にいくらかかるのか?必要な料金をホームページに分かりやすく公開することが大切です。
高額なお免状代を請求されたり、知らされていない費用がかかる
「事前にいくらお金がかかるのか分からない」という不安 着付けを習ってみたくても、着付け教室に通うのをためらうのは「事前にいくらお金がかかるのかわからない」からではないでしょうか。 必要のない着付け小物 ...
続きを見る
上記は高額なお免状代や特殊な着付け小物の代金を請求されたトラブル事例についての解説記事ですが、このような料金以外にも必要な料金があれば、事前に伝えておく必要があるでしょう。
お出かけなどのイベントに参加必須の場合は、参加費も事前に公開
着物でのお出かけの場合、ホテルや料亭などいつもとは違った少し豪華な場所や特別感のある場所へお出かけすることもあります。
生徒にとって想定外の出費とならないようにする
そのようなイベントへの参加が任意で、希望者のみの自由参加であれば特に問題はありませんが、もし授業の一環として参加必須のイベントがある場合には、生徒にとって想定外の出費とならないよう配慮しなければなりません。
イベントは自由参加が原則
着物で気心の知れた仲間とお出かけするのはとても楽しいことですが、いつどんなイベントに参加するのか、参加するのかしないのかについては、生徒自身の判断にゆだねるべきであり、講師が一方的に強制すべきことではありません。
着物を着ておでかけをすれば、確かに着付けの上達スピードは早まりますが、料金を生徒が支払うのなら、イベントは自由参加が原則ではないでしょうか。
卒業後も毎年「年会費」が必要な着付け教室も
卒業後も復習を続けたり、講師として活動する場合には、登録料として年会費を払わなければならない教室もあります。
しかし、こういった卒業後のことまでを最初から想定した上で着付け教室に入学する方は少ないはずです。
このような費用を後から知らされることは決して良心的とは言えませんし、卒業後もずっとお金を払い続けるシステムが生徒にとって本当にメリットがあるのなら、後から伝えるのではなく、事前に知らせた上で消費者の判断を仰ぐべきでしょう。