訪問着

失敗談・体験談

強制的に売りつける販売の仕方は着物ファンを余計に減らす要因

投稿日:

着物学院を辞めた後、着付け講師の仕事を再開するに至った理由

※この体験談は下記の記事の続きです。

訪問着
講師になってからもお揃いの色無地と帯を買わされる

雑貨や化粧品などもノルマを課され、売れないと自分の負担に ※この体験談は下記の記事の続きです。 講師認定を取るまでに5年。相当な学費を払い、着物も買わされた 技術としては中途半端な感じがしたので、結局 ...

続きを見る

仕事の都合で関東から関西に引っ越すことになり、以前の着物学院を辞めました。

1〜2年は全く着物を着ず過ごしましたが、ある日インターネットでいろいろなサイトを見ていたところ、ある応募サイトにたどり着きました。

強制的に売りつける販売の仕方は着物ファンを余計に減らす要因

そこには『着付け教室へのご意見、ご要望をお書き下さい』といった内容が書かれており、そこに目が止まった私は、過去の苦い思い出が一気に頭をよぎり、「企業なので儲けを考えるのは当然だが、生徒も先生も着付け教室のカモで、半ば強制的に売りつける販売の仕方は着物ファンを余計に減らす要因だ!業界の仕組みはおかしい」というような内容の意見を膨大な手紙のように書きなぐり送信しました。

どこへ届くのか?分からないまま、まあ良いか!?言いたいこと言ってスッキリ!

業界のやり方に不信感があるが、着物は嫌いになった訳ではない

すると、翌日その意見に対して、まさかのメールで返事が届き、「ウチはそのようにはしていない。着物を嫌いにならないでいてほしい」という内容で、一企業の社長が直々に返事をしてきたことに驚き、「着物業界のやり方は不信感があるが、着物は嫌いになった訳ではない」というような返事をしたと思います。

何度かメールのやり取りをし、他と違う経営の仕方であるということを聞きました。

不信感は半減。まだ疑心暗鬼になりながらも、教室を見学に

不信感は半減しましたが、それでも「まだ良いことは言っているが、何かあるのではないか??」という疑心暗鬼が渦巻いて、教室の様子を見学しに行きたいと思い、本校を訪ねて授業を見学。

さらに話をしていくうちに、ようやく納得することができて、講師募集に応募することになります。

着付け講師の仕事を再開するに至った理由

自分なりに納得できた要因

講師にノルマが無いこと。(無理に売ろうとする行為は、生徒側も察知し、またか…と、引いてしまう。だんだん信用をなくす)

生徒さんから相談などがあり、販売をすることと、売り付けるのでは、生徒さんの気持ちが180度くらい変わります。

マンツーマン、少人数制でアットホームな感じで授業をしているので、ついていけない生徒さんがいない。(1人1人の分からない部分に手が届く指導ができる)

テキスト、小物などを使うことができ、ビジネスサポートを受けられる

ルールはあるが、講師の月謝をピンはねしないので、講師にも仕事をした分の儲けがある仕組みである

流派を問わず、着付けの出来上がりが手早く同じように完成していれば、途中の手順が多少違っても良い

等、大まかにはそれらのことが納得に至る大きな要因となりました。

教室を開校してからは、いろいろな生徒さんが入会し、多くの話を聞いてきましたが、ほぼ90%以上が、ネットで調べまくって、安心出来る教室を探し求めてこられています。

※この話には続きがあります。着付け講師再開後の体験談は下記の記事にてご紹介しております。

訪問着
1時間以上かけて通学してくださる方や他県から通学される方も

数々のトラブルを受けた過去を教訓に、押しつけない授業を ※この体験談は下記の記事の続きです。 自宅で着付け教室を始めてからは、生徒さんが過去に通った着付け教室での出来事やトラブルなど、いろいろな話を聞 ...

続きを見る

 

-失敗談・体験談

Copyright© 着付け教室ナビ , 2024 All Rights Reserved.